以前の記事に予告していた通り、Adamの7インチを買いました。ただし現行のA7Vでなく中古のA7Xです。結論としては大満足。
さすがにもう10年以上経っているので、中古で値段が安かったから。
二番目の理由はDSPが96kHzしか対応してなかったので、ハイエンドのIFで192kHzで鳴らしても確認できないのが最も嫌でした。 複雑な電子回路だと故障とか耐用年数が怖いです。 逆に未だにテンモニが使われてるのはアンプレスで構造が単純だから、 部品交換で修理できるからだろうなと思っています。
あとA7Vと違って、A7Xはコーンがケブラーっぽくこれまで使っていたBX5と似てる親近感もありました。
BX5と比べると高音のレンジは圧倒的にA7Xのリボンツイーターのほうが広いです。 低音もコーンのインチがでかい分、より下の方まで鳴ります。 A7Xの方が全体的な解像度が高く、ロックやEDM系の音楽が感動的に楽しいです。 全体的なバランスは結構似ていてBX5は価格がペア1-2万円で売ってるのでコスパ本当に良いと思いました。
NS10Mも同じく7インチもありますが、全開で鳴らさないと低音がスカスカであまり楽しくないです。 A7Xは小さい音でも十分バランス良く鳴っていて素晴らしいです。 周波数のバランスは全然違いますが、中高域のキラキラした派手さはかなり似ています。
お店でA7Vを試聴したときに感じたBX5くらい低音がでて、NS10Mくらい中高域が見やすくあって欲しいという願望に、A7Xも完全に答えてくれていると思いました。 しかし自宅とお店ではまったく環境が違うからか、A7Vのほうがもう少し低音や残響が見やすかったかもと感じました。 この辺は今後吸音やケーブル交換など改善していきたいです。
当初iloud MTMと購入を悩んでましたが、A7X購入直後に上位機種が出てしまいました。
https://www.ikmultimedia.com/products/iloudprecision/
DSPへの不信感(?)からA7Xを選んだわけですが、ここまで多機能(位相アライメント、有名なスピーカーエミュレーション)なのは凄すぎるので、 近所で入荷されたらまたチェックさせてもらいたいと思います。
A7Xは本当に買ってよかったスピーカーです。 NS10MはともかくBX5は使わなくなりそう、テレビとかにつなごうと思ってますが、電源とかステレオ端子とか面倒ですね…。
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