色々と買い物をした。音響補正最高!
https://www.ikmultimedia.com/products/arcstudio/
音響補正する"ハードウェア"。以前Adam A7Xを買ったときに後継のA7VだったらDSP付いてて、ずっと気になっていました。本製品は5万円であらゆるスピーカーに音響補正をスピーカーとオーディオ出力の間に繋ぐだけでかけられる革命的なプロダクト。私はLinux, MacやWindowsといった複数のマシンを気分によって切り替えたりするので(ディスプレイにオーディオIFなど周辺機器を全部繋いでUSBケーブルを抜き差しで切り替えるスタイル)、専用ハードウェアがPCなしでも動くのが利用シーンに最適でした。
正直、この手の製品はたいてい音が悪くなったりレイテンシーがストレスになることは知ってたので、導入することでモニター音をよくしてやろうというより、現状の部屋の音響特性を把握して、ミックスの最終チェックやらマスタリングなどの工程でちょくちょく使えればラッキーと思っていました。ところが、実際にはメーカーのDefault設定がよくできててスピーカーの旨味を殺さず(Flat設定だとカスみたいな音になります)、naturalモードは1.4msと非常に低いレイテンシー(96khz換算で134サンプル程度)、さらにlinearモードだとめちゃくちゃ自然な仕上がりに聞こえました。結局録音以外では常にDefault+Linearモードで使っています。卓上に置いてるので本体ボタン一つでオンオフできるのも嬉しいです。
実際に計測してみると我が家の音響は異様に低音が膨らんでいて、補正オンにすると電子音楽を聞くときはちょっと物足りない感じになってしまうのですが、それ以外のジャンルはとても整理されて聞きやすくなっています。これはEQの原則と同じで膨らんでるものを抑えるのは自然にできるけど、足りないもの(とくに低音)をブーストするのは難しいという、前者のうまくいくケースになっていたのかなと思います。
一点ちょっと微妙だなぁと思ったのが電源周りでアースがないため、同じ電源タップでPCなどをACアダプタ(アースあり)で充電しているとジーっという音が載ってしまうようになりました。ちょっと特殊な形状のアダプタなので他社製品に置き換えることもできず、単純に音楽再生用と充電用でコンセントを分ける(ピュアオーディオ界隈では当たり前でしょうか^^;)ことで解決としました。
あとこれは書くか迷いましたが、USB繋いで設定するときにだけノイズが載るという現象があり、初期不良認定されて交換してもらいました。代理店のHook Up様ありがとうございます。日本だけかもですがこういったサポートの手厚さがIK製品の良いところだなと思います。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/296753/
バイオリン始めました。昔、友達のお兄さんがバイオリンが上手だったのと、大学時代に入っていたオーケストラのコンマスの方の音がとても良くて(のちに彼らはとんでもないレベルだったことを知る)10年来憧れていたのがあり、出張中に空港で暇してたらたまたまサウンドハウスの広告を見てしまい、お、一万円でバイオリン始められるのかー!とテンションおかしくなってポチってしまいました。
松脂とか、弦、チューナー、肩当て、弓、ケースといった必要なものすべてついてこの値段は本当おかしいです。いまのところチューナー(基本周波数が440hzから変更できないとクラシックでは使えない)、弦(ドミナント弦に変えた)と松脂(より粘りが強いHidersineの黒いやつ)を買い替えましたが、ケースと弓、本体はとても良いものです。一点不満といえば低音がもう少し楽に鳴ると良いのですが、これは完全に私の技術不足で、事実先生に弾いてもらったときは良い音でした。
帰宅して一週間くらいYoutubeを見ながらキコキコ練習してましたがどうにも難しいと感じて、インターネットで近所のバイオリン教室に体験レッスンを申し込んだのが3月でした。その後は毎週レッスンを受け続けてなんとか簡単な曲(バッハのメヌエットとか)なら弾けるレベルになりました。一番良いのはやっぱり楽器の練習ってこんな楽しかったよなぁと昔ギターやトランペットを始めたころを思い出して、日々の楽しみというか癒やしになってることです。 私はもとから楽譜が読めたり、ギターがある程度弾けて左手は動くので、毎回レッスンで先生と数曲ほど練習曲を合奏するのがめちゃくちゃ楽しいです、合奏っていいものですね。DTMとかしてるとこういう楽しみを忘れてしまいがちです。あと先生が超優しいので子供が大きくなったら一緒に通いたいなと思ってます。私はこれまでクラシックの世界と多少関わりがあって、小学生のときはピアノの先生がカスすぎて一瞬で辞めたのですが、大学の頃習ってたトランペットの師匠はトッププロ(都市部楽団の首席奏者クラス)だったのに優しくて教えるのもうまいし最高でした、クラシックの世界って当たり外れデカすぎる。当たりだけひいて生きたいですね。
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