klknn log / posts / tags / works / feed / src
私、ミュージシャンの中でBTが一番好きで尊敬しているのですが、
https://bt-music.lpages.co/freebies/
上記のサイトでいろんなTIPSや音源を配っていて勉強になります。なかでも “BT’s 7 Secrets to Accelerate Your Workflow” というPDFが良いです。私の記事はただの感想で、内容をかなり端折ってるのでぜひ原文を入手してください(無料なので)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B06W2KLM3S
ショートカットとか登録できるコントローラですね。アイコンとかアサインできてOBS系の配信ソフトで使われているガジェットらしい。BTはemail, DAW, SNSとかあらゆるアプリを登録して使ってるらしいです。とくに複数DAWの同じ機能を同じキーに割り当てられるのが超便利とのこと。
「より整理すれば、より素晴らしい音楽を書ける」とのことです。耳が痛いですが、プログラマ的なBTの思考です。彼のレクチャー(そういうサービスやってるの初めて知った)では、フォルダ整理術を深く掘り下げるらしいです。かなり気になる。
とりあえず出発地点として、「曲名」をフォルダ名とかDAWとかで最初に設定するのがしんどいと思うのですが、とりあえず「テンポとキー」を曲名にしてるそうです、たとえば「124 Eb」みたいな。その下に「Sessions」という実際のDAW関連のファイル置き場、「Materials」というその他の素材やメモを置くそうです。あとから振り返りやすいし良いですね。
CubaseとかLogicにはそういう機能があるので使うべしということです。私は使ったことがなかったです。
https://www.soundonsound.com/techniques/cubases-track-versions
たしかにすぐ切り替えれるし、A/Bテスト的なのやりやすそう。そういう機能がない場合は普通に「Versions」というフォルダを作って複数のプロジェクトファイルを保存。
書いてないけど、推測するに、彼は一回オーディオ化したMIDIとか、不要なトラックを全部整理して消すんじゃないかなと思います。目の前に必要なものだけ並べて、あとから必要になったら取り出せばいいという精神。
「 どんな音でも ステムでマスタリングするほうが、ステレオからやるより良い。」そうです。ちなみにステムとは一般的にドラムとかボーカルとか大まかな単位でまとめて、複数本のWAVにミックスしたものです。ステレオは一旦マキシマイザーとか無しで一本のWAVに落とすやつです。とくに映画音楽では、映像で調整するのでステムでの提出が必須らしく、慣れた方が良いですね。
トラック名もわかりやすくしましょうとのことです。最近BTのremixコンテストでステムを実際に見る機会があったのですが、こんな感じでした:
ステムを作るとRemix用のデータとしてすぐ渡せるオマケ効果もあるとのこと。
夜遅くまで曲を作っていると眠れなくなりますよね。そんなときは、「ああ2つめのドロップにハイパス書けなきゃ」とか考えていることを全部メモしておく。もう書いたから考えなくても大丈夫!と思えば脳は休めるらしいです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/8883701003
ちなみにBTは普段このメモ帳を使ってるらしいです、日本でも売ってた。たぶんスマホとかは眠りにくくなるから、紙でメモとるのいいなと思った。
休日、フローに入れず集中できない、そんなときは、できることからやってみる。とくにスキルセットを積もう。なんなら集中してフローに入ってるときですら、週一くらいで何かやってほうがいい。
(フローって黒子のバスケのあれみたいな感じ?)
例えば、DAWやプラグイン、ハードウェアのマニュアルを読む時間を作ろう(たしかに集中力はいらないし、めっちゃ制作に役立つ)。新しいことを試して、記憶に新しい機能として取り込む、あたらしいキーコマンドを学ぶ。そういったことがあとで「フロー」に入ったときに効いてくる。
覚えて欲しいこととして、「絶対に作曲中はYoutubeに近づくな」。なぜならキーコマンドやショートカットを忘れてしまうから(笑)。「オフの日は勉強しろ」とのことです。最良の探求がプロデューサを形作るそうです。
毎日バージョン管理してる曲とかWIP(やりかけ)のMP3とかをdropboxにあげてるそうです。
そんで Airpods Pro (BT: なぜこういうやつ嫌いだったんだろう、スゴイよこれ) で散歩中とか、ジムで運動してるとき、原っぱで寝てるとき、とにかく違う環境で聴く。そうやって視点を持ち上げることで、数え切れないほどの「アハ体験」をしてきたとのこと。
そういえば冨田恵一とかもとりあえず曲できたら、車に乗って客観的に聞き直すとかサンレコの動画でいってましたね。
Copyright © klknn All Rights Reserved.